リモートパンケーキ会(リモパン)やってみた
先日、つくば-福知山間でリモートパンケーキ会――略してリモパン――を実施したので、その様子を書いていきたいと思います。
まぁ結論から言ってしまうとそれなりに何とかなりました。
この調子でリモート○○会を定期的に開催していきたいですね。
では早速、リモート○○会シリーズの記念すべき第1弾となったリモパンについて書いていきましょう。
この記事は、#AFTAC20191日目の記事です。
附中65期(映像部)/附高59期(百粁など)の藤岡ちんが担当します。
blog.chinchantwo.com
リモパンについて
今回のリモパンの目的は、リモート○○会は成り立つのかを確かめることでした。
リモート○○会とは?
リモート○○会とは、離れた場所にいる人達がそれぞれ同じ食べ物を準備し、ビデオ通話をしながら一緒に食べる会のことです。
このアイデアは、夏休みに高校時代の仲間たちで久しぶりに集まろうということで日程調整をしていた際に生まれたものです。
どうにかして各地に散った仲間たち全員が参加できる方法はないものかという話題における、二代目の「スマホの前にドリアをおいてビデオ通話」という発言が元になっています。
※夏休みに、みんなでドリアを食べに行く予定になっていました。
なぜパンケーキ?
筆者(ちんちゃん)といなさんと二代目の3人からなるグループ「ちんいなが会議」内での会話が、パンケーキが選ばれるきっかけです。
ホットケーキミックスを買った二代目「いなさん近いうちにパンケーキ会しようや」
いなさん「お、いいすね」
ちんちゃん「えーーちんもリモートパンケーキするぅうう」
……ってな具合です。
そこからマジでリモートパンケーキ会しようぜ、という流れになって日程調整をしていきました。
リモパンの記録
日程
2019年11月16日(土)午後1時~
ハングアウトで大まかな日程を決めた後、Googleカレンダーの招待状を利用して出欠確認を行いました。
参加者
参加者は以下の3名でした。
福知山サイド
ちんちゃん
附高59期/この記事の筆者/福知山サイドホスト(そもそも福知山サイド1人しかいないけど)
つくばサイド
いなさん
附高58期/ちんちゃんとは附中映像部時代からの仲/つくばサイドホスト/卵・牛乳提供
二代目
附高61期/リモート○○会発案者/ホットケーキミックス提供
準備物
ビデオ通話に必要なものと、パンケーキを作るのに必要なものを準備しました。
ビデオ通話
- PC
- Webカメラ
- Whereby
今回ビデオ通話に使用したWherebyは、ルームのURLにアクセスするだけですぐにビデオ通話が始められる便利なサービスです。
ルームを作成するには会員登録が必要ですが、他の人が作成したルームに参加するだけなら会員登録さえも必要ないのです。
また、なにかアプリをインストールする必要もなく、ブラウザ上でビデオ通話ができることも便利な要素の一つです。
マイク・カメラのON/OFFや切り替えなど、ビデオ通話として基本的な機能はもちろん、ルーム内でチャットをしたり、スクリーンを写すこともできます。
デフォルトではURLにアクセスするだけで誰でも参加できますが、ルームにロックをかけることもできます。
無料版では最大4人がルームに参加することができます。
パンケーキ
- 卵
- 牛乳
- ホットケーキミックス
- 具材
- 調理器具
とりあえずパンケーキが作れる材料を揃えました。(パンケーキを作る会なんだから、そりゃそうだ)
具材はバターだのジャムだののことです。
手順
- Wherebyでルームを立ち上げます
- ルームに全員が揃うのを待ちます
- 頃合いを見てパンケーキを焼きます
- パンケーキを食べます
結果と考察
冒頭にも書いたとおり、それなりになんとかなりました。
リモート○○会は成り立つといえるでしょう。
福知山サイド・つくばサイドともにWebカメラを繋いだPCでWherebyをしていたという点がうまくいった要因かな~という感じです。
Wherebyはスマートフォンでも利用できますが、その場合はWherebyのタブを離れると映像が止まってしまうなど、PCから参加するより不便な点もあります。
また、Webカメラを利用することで、配信する映像の自由度が、PCについているカメラを利用する場合よりも格段に高くなります。
加えて、福知山サイドでは10インチのタブレットをPCのサブディスプレイとして利用し、Wherebyはそこに表示させていました。
つくばサイドでは、古いノートPCをWhereby専用にしてしまっていました。
このように、WherebyがPCの利用の邪魔にならなかったことも地味に重要な点かなと思います。
印象に残っている場面
個人的に印象に残っているリモパン中のシーンをいくつか紹介します。
調理中
――つくばサイドに遅れを取り焦るちんちゃん――
ちんちゃん「ちんちゃん今まだここ!」
つくばサイド「ちんちゃん分量がダイナミック……」
食事中
いなさん「ちんちゃんなにつけて食べてる?」
ちんちゃん「バターとイチゴジャム」
いなさん「あ~、安定やな」
食後
ふとWherebyに目をやるとつくばサイドが揃いも揃って床に転がってPCをいじっていました。
なんか面白かったので思わずスクショしました。
終了後
――二代目、帰路につく――
いなさん「あ!!」
――家を飛び出すいなさん――
いなさん「あの野郎、ジャム忘れていきやがった」
リモパンはいいぞ
思いつきの積み重ねと勢いで実施したリモートパンケーキ会でしたが、なかなかたのしかったです。
パンケーキという食べ物はなんとなく共有しているし、会話もしているけど、相手とは向き合っているようで向き合っていないというか。
その距離感が独特で、実際にみんなで集まってワイワイするのとは一味違うところがまた良かったです。
その微妙に向き合っていない感は、相手のいる空間や挙動を監視カメラのような視点で眺めているがゆえかなと思いますが。
たぶん、実施場所がそれぞれの自宅だったというのもよかった点かなと思います。(二代目は、いなさん宅へ足を運んでいるわけですが)
イベント感はありつつも、お出かけではなく、限りなく日常に近いおたのしみといった感じで。
めちゃくちゃざっくり捉えると、わりと高校時代に学校で会ってワイワイしていた感覚に近いものはあるかもしれません。
インターネットに繋がる端末とカメラ、それから食べ物さえあれば簡単にできちゃうので、みなさんもぜひリモート〇〇会を実施してみてください。
さみしい人におすすめです。笑
たのしいですよ。